アメリカ合衆国栄養学会の公式見解より 1、心臓病について 

ADA(アメリカ合衆国栄養学会)が1997年に発表した公式見解から

ベジタリアンと病の関係性に言及している箇所をご紹介します。
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ベジタリアンの食事法と健康との密接な関係
Health Implications of Vegetarianism
<心臓病について(註1)>
ベジタリアンの人は非ベジタリアンに比べて

心臓病の死亡率が低く、また疾患の進行も

抑えられる傾向にあります。
ベジタリアンの食事は、

脂肪や飽和脂肪を多く含まないので、

重度の心臓病の改善を目的とする

トータルな健康プログラムに取り入れられ、

成果を上げてきました。


ベジタリアンの食事には、

おもに植物から多く摂取できる、

葉酸(血清中のホモシステインを低下させる作用(註2)、

酸化防止剤の役割もあるビタミンC、ビタミンD、

ビタミンE、カロチノイド(ビタミンA効力)、

ファイトケミカル(註3)が多いことが特徴です。

動物性たんぱく質が少ないため、

病気を予防する効果につながります。


ベジタリアンの人は、一般に血清コレステロール値と

LDL(低比重リポたんぱく)値は低いです。

HDL(高比重リポたんぱく)と

中性脂肪(トリグリセリド)の値については、


註1:心臓病・・狭心症や心筋梗塞などの、

虚血性心疾患と呼ばれるもの。

心臓の筋肉に酸素や栄養を運ぶ冠状動脈が、

動脈硬化などによって狭くなったり詰まったりして、

血液がスムーズに流れなくなって起こる病気

註2:ホモシステイン・・アミノ酸の一種で、

これが高いと心臓病のリスクも高くなるもの。

血清中の値を低くします。

註3:ファイトケミカル・・植物だけに存在し、

ベータカロチンやポリフェノールなど数千種類ある。

抗酸化作用や抗がん作用などをもち、

病気を予防します。)


以上、ADA会報1997年11月:97号

(ADA(アメリカ合衆国栄養学会))に発表された

公式見解より。
ADA(アメリカ合衆国栄養学会)の許可を得て、

『ベジ・ダイニング』(2002年 モーリス・カンパニー発行) 

に掲載されています。

『ベジ・ダイニング』P.47~48参考


[E:fullmoon]

ちょっと文章が堅いかもしれませんが

あえて、そのまま引用させていただきました。



さまざまな病に対して、ベジタリアン食が

羅漢率、致死率を下げることについて

アメリカ合衆国栄養学会が公式見解を発表した後、

多くの研究で、データを公開した上で

実証がなされてきていますが

まずは、アメリカ合衆国栄養学会の発表をご紹介し、

今後、また必要なデータや各界からの発表報告も

こちらでご紹介できたらと考えています。

 
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