秋の精進料理講座 山田伸夫先生

数年前に、日本料理一筋に道を貫いてこられた

山田伸夫先生をご紹介いただきました。

最初の出会いはちょうど年末で、お節料理のお話になり

黒豆でも、栗きんとんの栗でも、下ごしらえに一週間をかけると伺い

料理の道に本格に入られている方の精神にふれて感銘を受けました。

丁寧に調理すると、何十年保存しても煮汁が濁らないそうです。

このたび、先生の精進料理講座を企画いたしましたので

ご案内させていただきます。

かなりサービスしてくださっている内容となりますので

ご関心のある方は、ぜひご参加ください。


++



秋の精進料理講座


もてなす心、味わう心

秋の精進料理を、茶懐石料理伝承人の山田伸夫先生に

手ほどきしていただきます。

食とは美を喰すこと、という北大路魯山人の言葉があるように

日々の料理には日用の美があります。

美を感じながら作ることは、人、物事を敬う礼の心でもあり

感謝していただくことで、心身が寧やかに保たれます。

日本の秋の味覚を楽しむひと時をご一緒できたらと思います。


お品

一、胡麻豆腐・紫蘇の実

二、里芋と蒟蒻の味噌田楽

三、牛蒡の金平

四、けんちん汁

五、精進寿司(パプリカ、白蒟蒻、エリンギ)

六、柿胡麻クリーム和え


山田伸夫先生

岐阜県多治見市出身 和食一筋57年

昭和42年高校卒業式の日に、卒業証書を手にしたまま家を出て、裏千家出入りの懐石料理店「辻留」(東京)の門を叩き、料理人辻嘉一の10番目の内弟子となる。各界の著名人との出会いを経て川端康成、東山魁夷などの料理を手掛けて料理の修行を積み、近鉄の常務に拾われて伊勢志摩観光ホテルへ。当時独身で皇族に料理をお出ししていたことから1972年冬季オリンピックの派遣で来道をきっかけに、以来札幌にお住まいに。寿司屋、すき焼きしゃぶしゃぶ料理店の料理長を経歴。

昭和54年「味の夜明け・木曽路」を円山に開業し36年間営業、66歳で店を閉じた後は、茶懐石料理の出張の傍ら、料理教室、美食会等の依頼に応じて各所で日本料理を披露、伝承し現在に至る。



講師:茶懐石料理伝承調理人 山田伸夫先生

日時:2023年11月5日(日)11時~13時半

会場:ぴあのぴあのカフェ&スタジオ 2階

   〒064-0809 北海道札幌市中央区南9条西16丁目3-7

   Tel : 011-522-9544

   市電 西線南9条旭山公園通り 下車徒歩4分

参加費:お一人様 4,500円

お問合せ・お申込み:

   10月30日(月)までに下記までお申し込み下さい

   おそれいりますが材料準備等の関係で、30日以降のキャンセルは

   講習費を申し受けさせていただきます。

   和菜文藝院 横溝真子

   harmony@zensai.org Tel : 090-1856-6602 / 011-299-9593


*和菜文藝院は、日本の菜食を普及する非営利の組織で

 ハーモニーガーデンと同じ住所に拠点を置いています。

ベジネットジャパン 和菜文藝院

CONTENTS ◆菜食という考え方について ◆ベジタリアン生活のさまざまな「?」へのヒント ◆ベジタリアンにメニューを提供する方のヒントになるノウハウや情報 ◆日本の菜食文化の価値と伝統に光をあて未来に継承する